つのだひでお(角田 秀穂)|衆議院議員|公明党
つのだひでお(角田 秀穂)|衆議院議員|公明党

児相

〜急増する児童虐待等の早期対応へ〜

船橋市内の児童虐待相談件数はこの5年ほどの間で4倍以上に急増しています。児童虐待の早期の気づき、支援のためにも船橋市が独自に児童相談所を開設すべき時期にきているとの考えから、これまで再三、児童相談所の開設を訴えてきました。

新年度予算では児童相談所を開設するうえでの課題等を調査するための予算が計上され、検討が本格化することになりました。財政負担など課題は山積していますが、子どもたちのためにこれからも早期の開設を訴えてゆきます。(児童相談所の早期開設を=議会質問

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〜高齢者等の外出を支援〜

雨降りや暑い日も外出しやすく—。高齢者等の外出支援とバスの利用促進を図るため、バス停に屋根やベンチの設置が計画的に進められることになりました。設置箇所や優先順位を定めた計画を策定し、バス事業者と協力しながら順次整備を進めます。

商品券

〜15%お得!市民負担軽減と経済活性化へ、6月から販売〜

地域経済活性化策のひとつとして平成26年度予算では、プレミアム付商品券の発行が盛り込まれました。1セット1万円で市内登録店で使える1万1,500円分の商品券とさらに商品券の期間終了後に使える割引券もついています。販売は6月28日から。消費増税後の市民負担軽減策としても実施を強く求めていました。

商品券1

肺炎球菌

〜7月から、水痘ワクチンも対象に〜

高齢者の肺炎の原因のうち最も多いとされる肺炎球菌による感染を予防する高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種に対する助成制度が7月からスタートします。

これまで接種には約8,000円かかりましたが、自己負担額2,000円で接種できるようになります。国基準では65歳、70歳、75歳と5歳きざみでの助成としていますが、船橋市は独自に65歳以上の希望者全てに助成します。また10月からは水痘(水ぼうそう)の予防接種の助成制度もスタートします。

消火

例えば集合住宅の2階以上で出火した場合、消火活動で下の階は水浸しになります。市の災害見舞金の規定では火元には見舞金が支給される一方、水浸しになった世帯には支給されませんでした。

罹災された方のお話を伺うなかで「これはおかしい」と思い、昨年(平成25年)の3月議会で消火活動で水浸しになった世帯にも見舞金を支給するよう規定の見直しを求めました。平成26年度から消火活動に伴う水損も見舞金の支給対象となりました。

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まちかど音楽ステージのひとつ、船橋駅北口のおまつり広場

船橋を若者にとってもっと魅力あるまちにするために、駅前などで音楽活動ができるスペースをつくって欲しい−。熱い市民の要望を受けて、昨年(平成25年)の予算特別委員会で訴えました。

新年度からJR船橋駅周辺はじめ市内各所でストリートミュージシャンをはじめ音楽愛好家が演奏出来る「まちかど音楽ステージ」がスタートします。

13年台風26号2

昨年の台風26号による豪雨では、飯山満川が氾濫し大きな被害が発生した。写真は当日(10月16日)の芝山7丁目の様子。

★市主体で宅地等に浸透マス設置、地元説明経て27年度から事業着手へ★

昨年の10月15日から16日にかけて、台風26号による記録的な豪雨により、船橋市内でも20数年ぶりという大きな被害が発生しました。特に被害が集中した飯山満川流域の雨水対策について、河川整備に時間がかかることから、川沿いの住民が少しでも早く安心して暮らせるようにするため、雨水が河川に流出するのを抑制する雨水浸透対策の積極的な推進を求めました。これに対して市は、流域の住宅等に市が主体となって雨水浸透マスを整備する事業を実施する考えを示しました。26年度に対象地域の住民説明を行い、27年度から整備に着手することにしています。

浸透イメージ

雨水浸透ますのイメージ

雨水浸透マス、は屋根に降った雨水をマスの側面 等に空いた孔から地中に浸透させるととで、短時間で河川に流出する雨水を抑制して浸水被害の軽減を図るものです。一般に1ヘクタールあたり20個から40個設置されれば流域全体で効果があるとされています。市では飯山満川流域の中で浸透マス設置で効果が期待出来る地域(下の図で赤や黄色を中心とした区域)で希望する住民の住宅へ浸透マス設置を進めてゆく方針で、26年に地元説明を行い、27年度から事業をスタートさせたいとしています。なお、市が直接施工するか、設置費用を全額補助するかなど整備の具体的な方法については今後検討することにしています。

浸透マップ部分

飯山満川流域の浸透適地マップ(部分)

つのだ:前議会で質問した際の答弁にもあったように「飯山満川は下流の2級河川部分の整備が治水対策の基本」となるが、2級河川部分については、県が計画の見直し中とのことであり、具体的な計画内容が全く見えない中で、効果的な治水対策を講じることが出来るのか、疑問がありる。その一方で、昨年の台風26号で飯山満川流域に被害が集中しており、沿川の住民が安心して暮らせるために水害対策の積極的な推進は待ったなしの課題だ。もちろん治水対策の根幹となる2級河川区間の河川改修のパースアップを今後も県に働きかけて頂くことはいうまでもないが、それに加えて市としても流域の貯留・浸透機能の強化にもっと力を入れてゆくべきと考える。このことについて、新年度以降、特に飯山満川流域ではどのように取り組んでゆくのか。例えば、雨水流出抑制策の一つとして、新年度は雨水浸透ます設置に対する補助金額を引き上げることとしているが、これだけでは、雨水流出抑制が短期間で達成出来るとは思われず、より戦略的な取組みを行って頂きたいが、こうしてことも含めて、具体的にどのような対策を講じてゆくのか。

答弁:現在策定中の河川全体計画では河道整備の他に、流域対策として貯留浸透施設による効果を位置づけている。現在も市民の協力による雨水浸透ます設置費の補助事業を行っているが、飯山満川のような流末の河道整備に時間がかかる流域で早期に効果を発揮させる必要があることから、市が主体となった浸透ます設置事業が必要と考えている。このため平成26年度に地元住民の理解を得るため、PRや説明会を開催して、27年度以降に事業着手する計画でいる。