つのだひでお(角田 秀穂)|衆議院議員|公明党
つのだひでお(角田 秀穂)|衆議院議員|公明党

障害のあるなしに関わらず、地域に学校に通い学べる教育環境という点で船橋市は特別支援学級(当時は特殊学級)が開設されている小中学校の割合が著しく少ないなど立ち後れています。

特別支援学級の開設を含め、教育環境の充実については議会でも度々取り上げてきました。

平成15年9月議会では、芝山東小を含め特学設置の計画はあるものの、なかなか実現しない現状に対し、早急に整備を進めるよう迫りました。

平成16年度に芝山東小学校に特別支援学級(ひかり学級)が開設されました。学級開設には地元の方の署名活動も大きな力となりました。

"パワーリハビリ"いつまでも元気で暮らし続けてもらうサービスとして、高齢者の寝たきりに直結する筋力低下を防ぐため専用のトレーニングマシンを用いた『パワーリハビリテーション』を船橋市に導入するよう平成15年6月議会で提案しました。

平成16年度から船橋市ケア・リハビリセンターで高齢者を対象としたパワーリハビリテーション教室がスタートしました。

可 燃ごみの収集については週3回、地域により月水金と火木土に収集が行われていますが、祝日は収集業務も休みとなっていました。月水金の収集地域については、特に月曜日が祝日に当たったり、振り替え休日になったりと、収集業務が休みとなることが多く、この場合、結局5日 間、生ごみなどを出すことができないといったことから、以前から祝日の収集業務の実施を求める声が地域、こうした月水金収集地域の住民から特に出されていました。

さらに、い わゆるハッピーマンデー法の施行により、平成12年から、それまで1月15日と10月 10日に定められていた成人の日と体育の日が、それぞれ各月の第2月曜日とされ、月曜日の祝日が2日ふえました。

これに加えて、海の日(7月20日)、敬 老の日(9月15日)をそれぞれ各月の第3月曜日とする国民の祝日に関する法律及び老人福祉法の一部を改正する法律が平成13年6月22日に公布され、平成14年1月1日から施行されたことに伴い、月曜の祝日がさらに2日ふえることになり、月水金収集地域の住民にとっては、不公平感が拡大することが懸念されることから、平成15年3月議会で これまで収集業務を休 んでいた祝日の月曜日のごみ収集を実施するよう求めました。

平成15年4月以降、海の日や敬老の日など、ハッピーマンデーにも特別収集を行うようになりました。

船橋に足りないものは下水道と公園です。このうち下水道は(遅まきながら)順調に普及率を伸ばしていますが、公園整備や緑豊かなまちづくりは、はなかなか進んでいません。下水道は時間がかかってもいつかは概成しますが、緑の方は時間が経てばたつほど減って行きます。

平成13年12月議会で、平 成9年策定の緑の基本計画を早急に見直し、真に実現可能な計画に練り直すべきと主張、その際、公園緑地などの整備によって重点的に緑化を行う「緑化重点地区」指定を拡大することなどを求めました。

緑の基本計画見直しについては、なかなかやらないので、平成16年9月議会でも計画見直しと身近な公園整備の推進などを主張しました。

緑の基本計画は平成19年に改訂され、緑化重点地区もそれまでの坪 井、葛飾、東船橋地区から追加、拡大が行われました。

この質問をした当時(平成14年3月議会)、常 時、おむつが必要な高齢者に対する支援については、居宅介護の場合では、要介護度4 か5の認定を受けており、本人が住民税非課税という要件を満たしていれば、家族介護者を支援する目的で、紙おむつ等の介護用品が支給をされていました。

しかしこの方が、医療機関 に入院した場合には、船 橋市入院老人おむつ代の助成に関する規則により、月額1万9500円を限度におむつ代の助成が受けられる旨、規定されているのですが、助成の要件に厳しい制限が設けられていたため。結果として助成制度の利用者が1月当たり8人にとどまっておっており、それ以外の方は大きな負担を強いられているという現状がありました。

この制度はおかしいと、入院老人おむつ代助成に関する規則の見直しを求めました。さらに同じ年の12月議会で再度、早期の見直しを訴えました。

平成15年度から在宅でおむつの支給を受けていた方が入院しても、入院中にかかるおむつ代を助成するように規則の見直しが行われました。

関連:平成15年3月議会

子どもの読書活動推進の一環として、子どもと本との出会いの機会を増やすために学校図書館に専任の職員を配置することなどを平成13年12月議会で提案しました。平成17年度から市内全小学校に図書事務職員が配置され、この結果、貸し出し册数は前年度の一人当たり30.7冊から45.6冊へと1.5倍の増加と大きな効果を上げています。

学校図書館の充実については後日談があります。ここで詳しくは述べませんが、興味のある方は平成17年12月議会の最後の部分をご覧ください。

市民の利便性向上のため、行政サービスへのITの活用については早くから議会で主張してきました。

平成13年9月議会ではホームページの内容充実や公共施設利用申し込み、特に利用者の急増によって、申し 込み手続にも一苦労という声が聞かれる公民館予約や図書館の貸し出し予約をインターネットからできるようにすること、蔵書の検索の漢字対応などを求めました。

公民館のインターネット予約システムは平成19年3月から稼働しました。

また、図書館のインターネット予約は、平成16年1月から、20年11月からは携帯電話からの予約も可能となっています。