この質問をした当時(平成14年3月議会)、常 時、おむつが必要な高齢者に対する支援については、居宅介護の場合では、要介護度4 か5の認定を受けており、本人が住民税非課税という要件を満たしていれば、家族介護者を支援する目的で、紙おむつ等の介護用品が支給をされていました。
しかしこの方が、医療機関 に入院した場合には、船 橋市入院老人おむつ代の助成に関する規則により、月額1万9500円を限度におむつ代の助成が受けられる旨、規定されているのですが、助成の要件に厳しい制限が設けられていたため。結果として助成制度の利用者が1月当たり8人にとどまっておっており、それ以外の方は大きな負担を強いられているという現状がありました。
この制度はおかしいと、入院老人おむつ代助成に関する規則の見直しを求めました。さらに同じ年の12月議会で再度、早期の見直しを訴えました。
平成15年度から在宅でおむつの支給を受けていた方が入院しても、入院中にかかるおむつ代を助成するように規則の見直しが行われました。
関連:平成15年3月議会
つのだ ひでお(角田 秀穂)
略歴
1961年3月 東京都葛飾区生まれ。
創価大学法学部卒業。
上下水道の専門紙・水道産業新聞社編集部次長を経て、1999年から船橋市議会議員を4期、2014年から2017年まで衆議院議員を1期務める。2021年10月2期目当選。
社会保険労務士。