20016/09/21
公明党の難病対策推進本部と厚生労働部会で、古屋厚生労働副大臣に難病の医療提供体制のあり方に関しての申し入れを行いました。
難病対策は、公明党が成立を主導した難病医療法に基づき、医療費助成などが進めてきました。その一方で、早期に診断し、患者に適切な医療を提供する体制の構築が課題となっており、現在、厚労省で検討作業が進められております。
申し入れ書では、同省が各都道府県での医療提供体制の案として示している「難病診療連携拠点病院」を中心としたモデルを「概ね評価できる」とし、実現に向けた財政・税制・診療報酬上の支援措置を提案。課題となっている小児から成人に移行する期間の医療体制構築も求めました。
また、長期入院や訪問診療・看護、リハビリなどが必要な患者を念頭においた制度設計の必要性を強調し、各地の保健所を中心とした「地域協議会」を全国に設置することも訴えました。
古屋副大臣は「患者の安心へ、予算(確保)も含め対応していく」と応じて頂きました。
つのだ ひでお(角田 秀穂)
略歴
1961年3月 東京都葛飾区生まれ。
創価大学法学部卒業。
上下水道の専門紙・水道産業新聞社編集部次長を経て、1999年から船橋市議会議員を4期、2014年から2017年まで衆議院議員を1期務める。2021年10月2期目当選。
社会保険労務士。